6/2~6/6

6/2(月)
ラジオから神奈川でネグレクトのニュース。下の娘の誕生日。保育園の帰りにケーキを買いに行った。ケーキを選ぶ子どもたち。私は要らないからと言い、石田さんの分を選ばせる。どうしてお母さん食べないの?ダイエット?と上の娘に聞かれる。今ケーキを食べる気になれない。「おとうさんにはこれ!」とすぐに決まるのに対して、自分たちの分はなかなか決められない様子。5分経ってもあっちこっちと決まらないので、私はだんだんイライラしてくる。すると誕生日である下の娘の方が先に、これにする、とエクレアを指差した。もっとフルーツとかのってるケーキでもいいんだよ?と言っても、これでいい、という。上の子はまだ決められず、下の子は大人しくしている。嫌な予感がした。下の子が、私に気をつかっているのに気がついてしまった。



6/4(水)
自分の誕生日。仕事は入れず、今日は上野までバルテュスを見に行くことにしていた。結局離婚届は出さなかった。石田さんに一言「とりあえず出すのやめたんだ」とメールで伝えると「あらそうなの」と返信がきた。自分の勘が、離婚は違うと言っている。離婚しても状況は何も変わらないのが予想出来た。今、何をしても、誰といても、楽しくないのだ。自分の機嫌の原因が分からない。漠然と自分に対して不安がある。上野の帰り、人当たりしたのか、バルテュスで疲れたのか、ジュースが喉を通らなかった。そしてこんな自分にもいい加減疲れていた。30歳になって、おめでとうとも何とも思わない。今年ほど自分に価値がないと思った年はない。



6/6(金)
ふとしたきっかけで、私が好きな漫画の作者の先生とメールのやり取りをするようになった。風俗嬢の女の子が主人公の話で、数年前に買ったそれの、続編が最近出ていたのだ。彼女は風俗嬢を辞めて、今度は弁当屋で元気に働いていた。漫画とは言え、私はその女の子が本当に実在するように思えてならなかった。それほど人間らしく生き生きと、時にえぐられるような痛みを感じる物語だった。

先生に漫画の感想を送ったのがきっかけだったが、私がその漫画の主人公に共感しているということを少し書くと、先生は返信で「アダルトチルドレン」という言葉を教えてくれた。気になって調べてみると、まさに自分はこれだ、とびっくりした。私は自分が最近しんどいなと思っていること、漫画を読んで元気になった等書いたごくごく少ない文章から何をかぎとったのか、先生からの返信には「あなたの不安の原因はほぼ間違いなく親子関係、育ってきた家族の問題です。」と書いてあった。初めて人から言われたことであり、そして不思議と腑に落ちる言葉だった。

ーーー大事なのは的確なカウンセリングと自己分析、自身の不安の原因を特定することにあります。原因を知り、自分がなぜそうなったのかについて一つ一つ過去を丁寧に紐解いていけば徐々にバラバラのピースが埋まり、絵が完成していきます。絵が見えることによって不安はどんどん少なくなっていくのです。
何より誰にも相談せずに一人で頑張ってこられたその尋常じゃない重さと苦しみを労いたいです。
 本当に死ぬようなご苦労をなさってよく耐えてきましました。

その返信は腑に落ちつつもショックだった。やっぱり私は、苦しかったんだ、と。
誰でもいいからすがりたいと思っていたところだった。変わりたい、と強く思っていた。私は助かりたい、と。

ーーーご自身のことをちゃんと知るべき時が来たのだと思います。そして自分と親との関係の真の姿も。痛みを伴いますが、同時に押しつぶされてきた心が息を吹き返すことを感じることができると思いますよ。ぜひ僕の知る知識を役立てて欲しいなと思います。

小さい頃に読んだ絵本「蜘蛛の糸」を思い出していた。地獄に突然降りてきた、細くて長い、蜘蛛の糸。伸びた先は真っ暗で見えないが、確かにどこかへ繋がっている。ここではないどこかへ、私は迷わず掴んで登り始める。不思議な縁が、それを思い起こさせた。
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by hatarake-ecd | 2014-06-20 05:30
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