11/12月



12FLOWERS
# by hatarake-ecd | 2013-12-31 23:59

天然スタジオのお知らせ



天然スタジオ

# by hatarake-ecd | 2013-06-29 13:54

2013/6/13(木)

これから恥ずかしい話をします。いいですか?

おかげさまで天然スタジオの撮影の予約もそれなりに入る様になり、とてもありがたいことです。全く面識の無い人も、私の写真が好きだからという理由でわざわざ撮影にきてくれるのです。撮影は決して安くはない金額です。もう感謝しかありません。
先月末の話です。仕事もなんだかんだでコンスタントに入り、かなり忙しくしておりました。忙という字は心を亡くすと書きます、毎日を無心にこなしている感じが少しありました。何も考えないで済むのは、それはそれで楽でした。
天然スタジオの個人撮影の予約が、とある日に二件入っていたのです。13時からと15時から。どちらも偶然にも、誕生日の記念に、ということでした。日曜日だったので、その日は友人に数時間子どもたちの面倒をみてもらう約束も手配していました。そんな時、久しぶりに某雑誌の編集さんから着信があったのです。二年ぶりのお仕事の依頼でした。とても有名な若手俳優さんと、個性派女優のお二人の撮影ということでした。日時を聞くと、先ほどの日曜日の同じ時間だったのです。何故か「大丈夫です」と即答していました。大きな仕事に、舞い上がっていたのです。その後、すぐに予約をしてくださった二組のお客さんに事情をメールして、日時を調整出来ないか聞いてみたのです。どんな風に事情を説明するべきかも迷いました。本当のことを書こうとすればするほど、自分が優先させているものが分かってしまい、素直に書けなくなりました。それ以前に、本当にこんな風に調整してもいいものなのか、やっぱり頭のどこかで考えてはいました。うやむやな私のメールに対しての返事がお客さんから来るまで、ずっとモヤモヤとしていました。
そんな時に石田さんが仕事から帰ってきたので、某雑誌から久しぶりに仕事が来た話をしました。純粋に喜んでくれていたけれど、同じ日に天然スタジオにも予約が入っていたから、それをお客さんに調整してもらっていると素直に話すと、一瞬で顔色が変わり「絶対そんなことしちゃ駄目だ」と言われました。怒っているというより、呆れているようでした。「僕がスティービーワンダーの前座を断った話しなかったっけ?」とも。もちろん覚えています。石田さんはどんなライブでも先に決まっているものを必ず優先させるという姿勢を貫いている人です。スティービーワンダーの前座の話があった日、既にライブが決まっていたのでそちらを優先させたのでした。もう随分昔の話だとは思いますが、その時のことが今も石田さんの強さみたいなものを作っているが分かります。「そんな風に仕事してたら、絶対駄目だ」私は一気に不安になりました。

石田さんとちゃんと話せないまま、夜中の撮影に出掛けなければなりませんでした。石田さんの今度出るレコードのジャケットを友人のモデルと友人のデザイナーと、予算が少ないので3人で全部でやらなければいけません。モデルの子の家に集まり、服をどうするか、イヤリングをどうするか、みんなで考えなければいけない時も、私はさっきのことが気になってしまい、全く集中出来なかったのです。その後の撮影も、なんとかやったようなもので。デザイナーの友人には後からメールで叱られました。士気が下がるから私事は持ち込むなと。その通りだと思います。

撮影終わり、深夜に家に戻ってから、天然スタジオを予約してくれていたお客さんの方に、すぐにメールを送りました。事情も全て素直に書いて謝り、予約をそのままやらせてもらうようこちらからお願いしました。編集さんにも、長い長いメールを送ってしまいました。その日はよく眠れませんでした。自分が情けなくて、ひとりぼっちになってしまったような気分になりました。
朝、編集さんにもう一度電話をすることにしました。編集さんは「またきっと仕事頼みますよ」と明るい声で励ましてくれました。怒られもせず、ホッとしたのと同時に、また自分が情けなくなりました。

さて、その撮影が、つい先日の日曜日に終わりました。やはり終わるまでは気が張っていたのでしょうか。撮影が終わって家に着いたら、どっと気分が悪くなり、夜中には熱を出してしまいました。次の日は授業の仕事があったのに、とてもそれどころではなく、点滴を受けてなんとか体調を持ち直しました。
編集さんがあの時に言ってくれた「その判断は正しいと思いますよ」という言葉がありがたくて、時々思い出したりします。もう二度と間違えることがありませんように。

そして、こうしてここに書けたことで、今とても、スッキリとしています。
# by hatarake-ecd | 2013-06-13 12:17

2013/5/28(火)

毎日忙しくしております。まるで二重生活。
今日はNumberというスポーツ雑誌の撮影がありました。二年前に「働けECD」が書籍化された時に、週刊文春でインタビューを受けてから文芸春秋の編集の人と知り合い、その時からゆるやかに繋がってやって来た今回の仕事。名のある雑誌で撮れるというのが何より嬉しい、と思っていた。誰に言っても大概分かるし、本音を言えば、自慢しやすい。初めての撮影だから、今回のが駄目なら二度と仕事は来ない、そう思うと緊張した。今日の空はどんよりと重く、最近にしては珍しく肌寒い。これは私らしく撮れるかな?と少し不安だった。待ち時間に撮影する選手のことをウィキペディアで調べていたら、静岡出身だということが分かった。出身校の地名に見覚えがあった。そういえば、あいつもこの辺の出身だったな、とふと思ったら、あいつがスポーツ写真を撮っていたことや、Numberを愛読していたこと、生きていた時のことを一気に思い出した。顔や、声まで。ビックリして、それを隣に居た編集さんとアシスタントにそれとなく言ったら、二人は黙ってしまったけど、私はなんだか思い出せたことが嬉しくてしょうがなかった。Number撮ってみたかったでしょ?私があんたの代わりに撮ろう。昔みたいに偉そうに言ってみたら、曇っていた空がみるみる晴れた。仕事がきて嬉しかった一番の理由はここにあった。
撮影は、ばっちりだった。

6月の2週目発売。
# by hatarake-ecd | 2013-05-29 04:03

2013/4/25(木)

最後に日記を書いてから三週間も空いてしまった。日記とカレンダーを眺めながら、過去にさかのぼって書くことだって出来るけど。
この三週間で一番強烈だったこと、ツイッターで私宛に飛ばされてきた、知らない人からの罵詈雑言。そういうことは初めてだったので、とうとう来たか、とは思ったけれど、案外落ち込んだりはせず。こうしてここに自分の日常をさらしていれば、いろんなことをみんな思うだろうと予想はしていたので。それでも、今回のことで、書くことによって自分から傷つきにいっているような気もし始めて。同時に事務所を立ち上げたことで忙しくなり。それも、自分から一生懸命ペダルを漕いでいる感じで。それも変速の一番軽いやつで走って、足だけが空回り。そんな風に動いてたら、いつか大きな失敗をするよ、と石田さんにも注意される程。
人から、写真や文章がいいねと言われる度に、自信のない自分は空っぽになっていく気がしていました。あぁ、また「いい」日記を書かないとなぁ。そう思いながらも、最近は落ち着ける暇も無いし、家事だってもう最低限ギリギリのところでやってる。隙さえあれば家を出て、夜遅く帰るのも連日。子どもたちと一緒にいる唯一の日曜は、自分の好きなように動いことが憂鬱でたまらない。東京でジタバタしていたら、名古屋での展示は他人事のように終わってしまった。またこんなことを書いて。見知らぬ人からの攻撃を受けてしまいそうだけど、私には今、家族を差し置いても、やりたいことと会いたい人がいる。
「こんな最低な人でも母親になれるんだね。こんな人でも夫に恵まれるんだね」

今日は写真家の太田好治さんの取材にカメラマンとして同行させてもらった。太田さんが指名してくださり、私は本当に嬉しかった。写真と、天然スタジオについても褒めてくれて。自分が尊敬できると思える人からかけてもらえる言葉だけが、自分にとっての本当の力となるのかもしれない。そうだとしたら、私はもっと沢山の人に出会って、大きくなりたい。取材終わりに、太田さんの事務所のベランダから、みんなでいい景色を見た。ありがとうございました。
太田好治初監督のクラムボンの映画「えん。」がもうすぐ公開。
クラムボン
太田好治

・名古屋ON READINGでの巡回展、無事終了しました。見に来てくださった皆様、ON READINGのお二人、ありがとうございました。

・下北沢インディーファンクラブに出演される予定のミュージシャンを天然スタジオでポートレートを撮ってウェブで公開しています。イベント当日には写真集で販売する予定です。FAN FROM SHIMOKITA

天然スタジオのサイトも作りました。撮影のご予約を受付中です。

・AI KOKO GALLERYさんで開催される西島大介さんの「すべてがちょっとずつ優しい世界」展に参加します。私は4/27(土)で、要予約です。 AI KOKO GALLERY
# by hatarake-ecd | 2013-04-25 22:29

2013/4/3(水)

名古屋から帰ってきたその足でそのまま学校の入学式へ。何故か春の嵐で雨風強く、電車の遅延もあり、開場ギリギリに着いてしまった。走って楽屋に入ろうとしたところ、入場しようと並んでいた私のゼミの先生に「荷物置いたらすぐに来いよ」と声をかけられる。いつまでも先生は先生。本当に、講師席で私だけが浮いている、気がする。今年度が、始まってしまった。
なんとなく入ったサリースコットで、白い春物のブラウスを買おうか迷う。パッと買ってしまえるものの、なんだか浮き足立っている気がして、とりあえず家に帰ることに。着替えて夕飯にカレーを作り、食べたらまた新宿へ。ライブまで少し時間があったので、ヨドバシカメラをなんとなく覗く。名古屋に行った時に、小さいデジカメがあったらいいなぁと思った。iPhoneじゃ物足りないし、5Dだとでかすぎる。さーっと見回して、やっぱりGRに目がいった。買った。お店の人にすぐ使える様に設定してもらい、ポケットに入れてライブへ。ブラウスは、あきらめる。大森靖子さんを初めて見たけど、すごく良かった。
# by hatarake-ecd | 2013-04-07 00:56

2013/4/2(火)

朝から大雨。今日は名古屋に展示の搬入に行かなくてはいけないので、いつもより少し早めに家を出てバスで保育園へ。娘達はバスに乗れるので雨の日が好きらしい。帰りは一人なので家まで20分くらい歩いた。満員電車に乗って品川へ。オンリーディングの二人にお土産をエキュートで探すと、ちょうどフラクタスが期間限定で出店していたので、コーヒーのグラノーラを買う。丁度いい物が見つかって良かった。お土産を買う時に思い出すのが、知り合いの編集の人がソニア・パークにアメリカのお土産を買わなければいけなくなり、それは選ぶのも渡すのも緊張していたと言っていた。新幹線で生理に。いつもよりかなり早い気がしてビックリしたが、ちゃんと数えたら少し早まっただけだった。前も展示が終わってすぐに生理になった気がする。展示はまだ終わってない。これからまた始まるのに。新幹線で早川義夫「たましいの場所」を読む。コンコ堂で売っているのを見てピンと来て、これ誰かも読んでいた気がすると思い、絶対石田さんが持っているはずだからと、家に帰って石田さんに借りた。文章があったかい。良い本だなぁ、と半分も読まないうちに思った。
搬入の前にオンリーディングのお二人に味噌カツ丼とコメダコーヒーに連れて行ってもらい、名古屋を満喫。展示は集中して一気に仕上げた。ちょうど東京から友達の大森さんも名古屋に着いたところだったので、お店で合流。大森さんは最近倉内さんのライブで知り合った友達で、今日は名古屋まで倉内さんやセバスチャンXのライブを見に来た強者。ライブまで時間があったので、大森さんと二人でスーパー銭湯でお風呂、サウナ、そして夕飯に世界の山ちゃんで手羽先、とまた名古屋を満喫してたら、あっという間に時間が過ぎていて、普通にライブに遅刻。二人でライブハウスまで早歩きしてケラケラ笑った。
# by hatarake-ecd | 2013-04-07 00:43

2013/4/1(月)

朝、娘を皮膚科に連れて行き、保育園に連れて行き、買い物をして、帰り道。黒澤明の未開封DVD「まあだだよ」「静かなる決闘」どちらも見本品デラックス版を拾った。あと「復讐のガンマン」も。最近そういう「ご自由にお持ちください」を良く見かける。季節柄か。いつもワクワクしてしまう、貧乏性なわたくし。今日は大当たり。
# by hatarake-ecd | 2013-04-07 00:07

2013/3/31(日)

石田さん仕事。昼間、えみちゃんとひかり親子と連れ立って、三茶の生活工房の「日常/非日常展」へ。私は二回目。しかし子どもが三人も集まると、展示会場だろうとどこだろうと大騒ぎ。怒り疲れてしまった。かといって子どもたちを家に閉じ込めておくわけにもいかず。子連れはどこ行きゃいいんだ、と遠い目。
夜、石田さんが帰って来てからロスアプソンへ集金へ。ハンマーの絵のTシャツ一枚購入。聞けば福島の額屋さんのオリジナルTシャツらしい。ちょっと嬉しかった。他にもストラグルが新しいTシャツを出していて、英語だったのでちゃんとは訳せなかったけど「韓国は敵じゃない」的なメッセージのものを出していた。いいな、と思った。今年こそロスアプソンのTシャツ展にECTEEも新作を出す予定。
# by hatarake-ecd | 2013-04-06 23:54

2013/3/30(土)

昼、友人の家へ大橋仁「そこへすわろうとおもう」を見せてもらいに行く。圧巻。4月にトークショーがあるらしく、行きたい。夜、ピリカタントで新潟の北書店佐藤店長。相変わらずエネルギーのあるお方。
今日はいろんなことがありすぎた。
# by hatarake-ecd | 2013-04-06 23:49

2013/3/29(金)

昼、半年予約待ちをした紹介制の占いへ。1時間で結構な金額、昔占いはよく行っていたけど、これだけの額を払ったのは初めて。興味本位が大きかったけれど、このタイミングで行けて良かったと思う。面白かった。石田さんは長生きをするらしい。
小田急線で下北へ、初めて新しいホームに降りた。これは戸惑いを隠せない。私が初めて下北に来た頃には、まだ南口に小さいTSUTAYAがあった。石田さんはアル中時代、南口の噴水に座って酒を飲んでいたと小説で読んだ。TSUTAYAも噴水ももうどこにもない。とにかく移り変わりが早い街。踏切の音のない違和感。昔むかーし、下北で朝まで遊んで家に帰るのに、下北の小田急のホームから東北沢へ向いて踏切の写真を撮った。朝焼けの踏切の誰もいない写真。撮っておいて良かったなぁと今思う。その写真が大好きだと言ってくれる友達が、震災を機に岩手の実家へ帰って行った。その時に、写真を額装してプレゼントすることを思いついた。額装したらマットの白い余白がなんだか寂しくて、友達の好きなソカベさんにサインを入れてもらうことにした。ソカベさんは友達に向けてメッセージまで書いてくれた。「この踏切には何度も悩まされたな〜!でも、大好き!今を生きよう」
当たり前にあったものが無くなるのは、やっぱり何でも寂しい。
今日は石田さんの53歳の誕生日。下北のつくしやのショートケーキを3つ。おとといまでの個展の差し入れでもらったお菓子がたくさんあるので、ケーキは無しにしないか提案したものの、子どもたちが絶対納得しないからと石田さんが言うので、私以外の分を買う。帰りにスーパーに寄って、グラム198円のオージービーフのステーキも。牛肉を家で食べるなんて久しぶりすぎる。食後にケーキ、ろうそくを3本立てた。子どもたちと歌を歌って火を消して、手づかみの片手でショートケーキを食べるのを見て、この人ほんと長生きしそうだな、と思った。
# by hatarake-ecd | 2013-04-06 23:31

2013/3/28(木)

足がつって目が覚めた。昨日の朝と同じで今日は反対の足。疲れている。石田さんに言うと、栄養素の何かが足りないらしい。昨日で個展は終了。とりあえず一息。
ずっと見ようと思っていた「桐島、部活やめるってよ」が目黒シネマでやっていたので、保育園にいつもより少し早めに送って行き、9時20分の回に滑り込む。満員電車に乗って映画館へ。11時過ぎには終わったので、渋谷へ移動。講師をしている専門学校の講師会。講師会や卒業式なんかの行事は年に数回あるだけだが、参加するだけで給料が発生するので欠かせない。もちろん来年度も講師は継続。授業内容は一緒だが、生徒の人数が増えるらしい。また悩みが増えそう、はげそう。
家に戻っておかず作り。レバーの甘辛煮、ごぼうサラダ、人参と香菜のサラダ、ほうれん草のゴマ和え。思えば個展開催中も、おかずのストックだけは切らさないように、朝の時間のうちにいつも作っていた。家事の時間が他のことに回せれば、といつも作りながら思うのだけど、手を動かして何かを作るのは考え事をしたりするのに良い時間だったりもする。とにかく、作らないと食べれない人達がいるのでやるしかないのだが。もちろん面倒とも、よくよく思う。
実家から玄米と野菜が届いた。実家に置いていた神蔵美子「たまもの」も父に頼んで一緒に送ってもらう。これは20歳くらいの時に古本屋でピンときて買ったものだけど、そのときは登場人物が誰一人として分からなかったし、文章も全く頭に入ってこなかった。今なら興味深く読めそうだ。文章も写真も。
# by hatarake-ecd | 2013-04-06 22:03

2013/3/27(水)

個展最終日。石田さんの仕事が通しで21時くらいに帰宅となっていたので、シッターを探す。まず近所に住む友人に声をかけるものの都合悪く、いつもの激安シッター会社へ。しかし先週から何度かけても繋がらず。もしかしたら会社を畳んだのか?と思いつつ、次に安そうなところを探し、なんとか予約。18時から21時の利用で、子ども二人分で9600円程。うち9500円は杉並区の子育て応援券利用、差額現金100円程。17時にギャラリーを出て保育園にお迎えへ。18時前に家に着くのと同時にシッターさんも到着。ご飯の用意だけして後はバトンタッチしてまたギャラリーへとんぼ帰り。子どもたちはシッターさんというものに慣れきっていて、どんな人がきても嬉しそうに歓迎する。ありがたいがそれと同時にこんなお母さんでごめんとも思う、少しだけ。そして、うちはこういうもんなんだと、そのうち分かる様になるのだろう、とも。こんな時、とにかく姉妹でいて、良かったと思う。下の娘が生まれてから毎日泣きそうな思いで生きていた。こんなにも子どもに手がかかり、こんなにも私はひとりぼっちなのかと。これまでの友人達は一体どこに行ってしまったのだろうと。自分が変わったのか、みんなが変わったのか。別の世界へ一人放り出されたような寂しさ。今、娘達が一緒に楽しそうに遊んでいるのを見ると、心底良かったと思える。これが娘が一人なら、私はこんなにも外に出れなかっただろう。私はお兄ちゃんと9歳も年が離れていて、家に子どもは私一人だった。お父さんもお母さんも、おじいちゃんもおばあちゃんも仕事をしていて、私は家で一人、寂しかった。
20時から柴田聡子ちゃんにクロージングパーティーでライブをしてもらう。友達もたくさん来てくれて良かった。石田さんと結婚してから、子どもが生まれてから、仲良くなった友達もたくさんいる。これからも死ぬまで沢山の人に出会うのだろう。個展終了。
# by hatarake-ecd | 2013-04-06 21:18

2013/3/26(火)

この展示期間中のクソ忙しい時に限って、何故か映画熱が。この前タワレコで映画秘宝が出している「ゼロ年代 日本映画100」というムック本まで買ってしまった。ツタヤが旧作100円なのもつい最近まで知らず、久しぶりに行けば見たい映画が無数にある。先週までは夜に子どもたちを寝かしつけてから一人パソコンでDVDを見るのを楽しみにしていたが、今週はさすがに忙しく、返却前日の昼間に時間を見つけて一気に見る感じに。いろいろ見たが「母なる証明」「顔」「カナリア」が印象的だった。いつぞや、営業に行ってコテンパンにされた偉い編集の人に「たくさん映画を見なさい」と言われたのを思い出す。
在廊〜保育園延長〜お迎え〜石田さんにバトンタッチ〜渋谷でライブの撮影な一日。保育園から子どもたちを家に連れて帰り、そこから撮影の仕事へ、となった時に、必要なデジカメを家ではなく事務所に置きっぱなしなことに気付く。ただでさえ遅刻しているのにヤバい!と大急ぎで家を出てチャリで事務所経由で渋谷へ。その慌てっぷりに、次の日石田さんから釘を刺された。あの慌てっぷりはまずいよ、そのうち大きな失敗したり事故をするよ、明らかにキャパオーバーでしょ、と。最近そういう怖いことばかり言って来るのだ。心配してくれているのだろうけど、今立ち止まることが出来ないくらい走っているので、そんな言葉も石田さんに対して苛つく原因にしかならない。それも結構まずいことにも気付いているが。0時前に帰宅。
復活!植本一子列伝
# by hatarake-ecd | 2013-04-06 20:57

2013/3/25(月)

午後、初の天然スタジオのお客様の撮影。結婚記念に。チーコさんの知り合いということもあり、ブーケをオーダーされていたのでチーコさんも立ち会い。二人で花の写り方を見ながらの撮影、1時間程で終了。14時から20時まで在廊。ちょうど石田さんは仕事休みだったので家は任せる。夕方から終わりにかけて怒濤に友人知人がやって来る。最後の最後にコンコ堂天野さんとミュージックマガジン工藤さんが滑り込み。お恥ずかしいお話ながら、一度、自ら蹴った「働けECD2」の話を、やはりお願いすることにしたのです。以下参照。土下座する覚悟で久しぶりに会った工藤さんでしたが、相変わらずな感じでした。石田さんにこの話をすると、すごく呆れられる。あの日の日記は、みんなに驚かれる。もう、何も、言うことはありませんわたくし。前向きな感じで、工藤さんと別れる。土下座は、しなかった。
夕飯を食べて帰ろうと思い、いつものお店へ。行くとお店のお兄さんと常連らしき人が何かのフライヤーを見ながら話している。「いちこちゃんは放射能とか気にしてるんでしょ」とお兄さんからフライヤーを渡され、見ると下北に食品の放射能測定器を使って「ベクレルフリー」を謳っているカフェが出来たらしく、それについて話していたらしい。「まあ子どもがいるから気にはなるよね」と答えると、常連の人はフライヤーを険しい目で見ながら「これはなんか極端だなあ」と誰にともなく言う。そこから常連さんとお店のお兄さんは、核を持つべきか持たないべきか、というところまで話が発展して行き、常連さんは核がなかったら中国にすぐ攻められるうんぬん、お兄さんは私に「三宅洋平で検索してよ、きっといちこちゃん好きだから」と言われたり、もうなんだか、そこから一刻も早く離れたくて、一気にガパオを食べて店を出た。そういえば最近忙しくて、そういうことあんまり考えてないな、と飲み直しながら思った。ここにもまた現実。
# by hatarake-ecd | 2013-04-06 17:14

2013/3/24(日)

石田さん仕事休み。私は12時から20時まで在廊。いろんな人が来てくれた気がする。在廊も疲れるが、家で子どもたちと長時間一緒にいるより遥かに遥かに遥かに気楽。しかしそのツケは今全て石田さんが払っている。
そういえば昨日石田さんのおつかいで昼間に下高井戸のトラスムンドへ行った。在廊前だったので12時前にお店に着き、まだ開いていないだろうと思っていたら、ちょうど店主の浜ちゃんもお店に着いたところだった。本当に久しぶりに来た、ここ1年は来ていない。特に深い意味はなく、ただ遠ざかっていたのだ。最近何聞いてるの?と聞かれ、フォーク系だと言ったら軽く笑われた。昨日石田さんにライブの行き過ぎだと怒られたという話を浜ちゃんにすると「一子ちゃんはもともとライブ畑の人だったんだから、戻っただけでしょ」と言われた。私自身もそう思う。そう言ってもらえて、なんだか心底安心した。分かってくれている。しかし状況が前とは違うのも確かなのも自分で分かってはいる。重々承知。そんなフワフワした気分でトラスムンドからの帰り、下高井戸の改札前にある啓文社で面出しされていた車谷長吉「人生の救い」購入。さらっとすぐに読め(新聞の「悩みのるつぼ」という人生相談をまとめたものなので文章が少なく字が大きい)面白かったので小説も読んでみようと思い、石田さんの持っている車谷長吉の本の中で読みやすいのを貸してくれと頼むと「どれも読みにくいよ、猫が殺されたりする」と言われた。そういえば「赤目四十八瀧心中未遂」はいつか映画で見たけれど、畳で臓物を串に刺すところしか覚えていない。
# by hatarake-ecd | 2013-04-06 14:39

2013/3/23(土)

12時から20時まで在廊。渋谷のネストで20時半からスカートのライブ。ライブ終わり、知り合いや友達(じゅんじゅん、たっつ、みゆとと、ゼキさん、松永さん、熊谷ちゃん、熊谷弟、澤部くんなどなど)がたくさんいたので話し込んでいたら、あっという間に会場での打ち上げに流れ込んでいたので、23時過ぎにはライブハウスを出た。0時前に帰宅。上出来。
# by hatarake-ecd | 2013-04-06 14:26

2013/3/22(金)

今日から個展。11時にお店を開けてもらい搬入。14時までに終え、無事に展示スタート。
やっと一息ついたものの、これから六日間ほぼ毎日在廊するのでそれはそれで大変。
夜、仕事から帰って来た石田さんと一悶着。明日の夜ライブに行くと行ったら、行き過ぎだととうとう言われた。でもよくよく聞いてみると、ライブに行くのを怒っているんじゃなくて、夜中の2時とか3時になっても家に帰って来ないのがどうかと思うのだと。まあ確かにそうだ。明日は早く帰る、と心に決め、ライブには行く。
# by hatarake-ecd | 2013-04-06 14:23

2013/3/21(木)

昼、チーコさんと誘い合わせてディクショナリー倶楽部のMHL.イベントへ。天気も良く、会場の黄色いテントの上に咲いた桜が満開。二人で買ったお弁当を食べながら、明るい話。こんな風にチーコさんがパートナーになる日がくるなんて思ってもみなかった。今年はとにかく広がり方が凄まじい。子育てが一段落したと言えるわけでも全然ないのに、とにかく頭は仕事や家の外へ向いている。自分が自分に戻って来た気もする。
午後、阿佐ヶ谷で撮影。コンコ堂の夫婦の家族写真。ついでにシンチェリータに寄って、17時に仕事上がりの夏目君に高円寺のガイジンまで連れて行ってもらった。天然スタジオのフライヤーが午前中に届いたので、それを置かせてもらう。フライヤーは1500枚刷ったので、明日から知り合いのお店にどんどん置いて回る。
# by hatarake-ecd | 2013-04-06 14:17

2013/3/20(水・祝)

祝日。石田さん珍しく休み。今日本当はスカート澤部くんと熊谷ちゃんに誘われ、上野のパンダコパンダカフェに上の娘と一緒に行く予定だったのだが、数日前に音楽と人の撮影を頼まれ、そっちを優先させることに。家のことは石田さんに任せ、おかずだけはしっかり用意して仕事へ出掛ける。THEラブ人間のボーカル金田さんの実家で、家族写真を撮ってほしいとの編集長からのご用命。まさに私の得意分野。撮影が終わると、お母さんが用意してくれていたおはぎをみんなで食べた。今日がお彼岸というのは、朝に石田さんが言っていて知った。帰り際に編集長から「植本さんの神髄を見た気がします」と言われ、純粋に嬉しかった。
高田馬場経由で神楽坂のart dishへ。上村一夫の原画展。ちょうど娘さんである汀さんが在廊されていたので声をかけさせてもらう。来週から京都の恵文社で始まる「モダニスト 上村一夫の世界」展で発売される小冊子に私も寄稿させてもらっていて、初めてご挨拶。汀さんはかなりの音楽好きらしく、三輪二郎や柴田聡子を横浜の視聴室で見たとおっしゃられて驚いた。石田さんのライブもUFOクラブで見たことがあるそう。そもそも私が「同棲時代」が好きなのをツイッターに書いて、それを見た私の知り合いの編集の人が、今回の小冊子に誘ってくれたのです。発信しておいて良かった。不思議な広がりです。
# by hatarake-ecd | 2013-04-06 14:10

2013/3/19(火)

石田さん通しの仕事。午前中に、昨日水に浸けておいた大豆と豚肉を買って来て、圧力鍋でポークビーンズを作った。午後、目黒で撮影の仕事。とっぱらいで2万円。
# by hatarake-ecd | 2013-03-24 18:15

2013/3/18(月)

昼間、チーコさんと打ち合わせがてら事務所で会い、一緒に三茶のキャロットタワーの中にある生活工房ギャラリーで「日常/非日常展」へ。先週、生活工房の杉本さんに仕事をふってもらって、この展示の関連の撮影があったこともあり。
杉本さんは元スタジオボイスの人で、まだスタジオボイスがあった時に一緒に仕事をして知り合った人。その時は写真家が車を使って自由に撮影するというページで、私は当時付き合っていた年下の彼氏を一緒に車に乗せて、杉本さんともう一人の編集の人に運転してもらって都内をぐるぐると走った。首都高に乗ったりして、結構東の方まで。半袖を着ていて、窓を開けたら気持ちよかった。夕日が沈むくらいまで走って、西日の射す彼氏の横顔を撮った。その撮影のすぐ後に石田さんと知り合ったので、その彼氏とはスライドするように別れてしまった。他に好きな人が出来たとは言えず、なんだか歯切れの悪いことをむにゃむにゃと電話で伝えた気がする。最初は別れたくないと言われたけど、案外あっさり納得してくれたのを覚えている。いっちゃんの決めたことならしょうがない、応援する。良い子だった。写真が載ったスタジオボイスは、実家に郵送した。お母さんも優しい良い人だった。私も彼氏と同じように、お母さんのことをママと読んだ。まだ高校生の弟、片付けの苦手なママの手料理、時々やって来るお父さん、彼は今いくつになったんだろう。

三茶に行ったついでに、世田道を走って上町へ。サイゴンでランチにしようと思ったら月曜定休日。鹿港で黒糖まんとうを6個買って、チーコさんの知っている松陰神社前のお店でカレーを食べて帰った。
# by hatarake-ecd | 2013-03-24 18:04

2013/3/17(日)

日曜日。石田さんは仕事。昼間、私はほぼ台所でおかず作り。子どもたちはもう二人で遊んでくれるので非常に助かるのだが、それ以上に喧嘩が勃発するのが面倒でたまらない。今日も何度怒鳴っただろうか。家にいてもそんなことの繰り返しなので昼間のうちに図書館へ本を借りに行ったりもした。とにかく時間が流れるのが遅い。自分のことは一切出来ない。もう慣れてしまったが、こうして日曜日の唯一の子どもたちとも時間さえ疎ましく思う自分は、母親失格と思われても仕方ないだろう。こうしてここに書いている時点で、いろんなことをやんわり覚悟している。
鬱憤が溜まったところに、今日柴田聡子が浦和でライブをするというのをツイッターで知る。石田さんが夕方早くに仕事から帰ってきてすぐに、これからライブに行っていいかと聞いてみる。いいよ、と言ってくれたものの、場所が浦和だと知るとすぐに「そんなに遠くまで見に行く必要ないでしょう」と言い出す。ライブ行き過ぎだよ、とも。それにどう返したかはもう覚えていないが、今も思い出すと、こう、もやもやとしてくる。思い出すのだ、実家にいた頃の気持ちを。実家は電車の最寄り駅から車で15分かかる田舎だったので、どこへ行くにも親の足を借りるしかなかった。こっそりとった原付の免許も、危ないからとバイクを買ってもらうことさえ叶わず、ただの身分証にしかならなかった。原付の免許をとったことも、私は結局母に言ったのだろうか、もう覚えていない。出掛けたい時に自分だけで動けない、不自由だった。誰にも干渉されず、好きな様に動きたかった。未成年だからそうはいかないのは分かってはいたが、18で東京に出て来てからの、自分の時間で動ける自由さが、楽しくてたまらなかった。入学した専門学校も、自由気ままに行っていたら、すぐに出席日数が足らなくなった、と、この話はまた今度。
最近はまた、自分が子どもに戻った様に感じる。好きに生きたいのに、そうは出来ない。家庭と、子どもと。また、家族。一人で気ままに動いていても、いつも背後霊のようにつきまとう、家族、という存在。
浦和まで聡子のライブを見に行った。聡子が一人で弾き語りをひたすらするというライブで、狭いカウンターだけの店内で立ち見だった。1時間半程ライブをやって、途中休憩を挟み、また再開したところで、急に生あくびが出た。ちょっと疲れたのかな、と思ったら、あっという間に気持ち悪くなり「ちょっと立ってられないな」と思ったら一瞬記憶が飛び、気付いたら床に倒れていた。「いちこさん!」と聡子がカウンターの中から呼ばれているので気がついた。貧血らしい。一度横になれば血流が戻るので、あっという間に平気になるのだが、さすがにライブは中断になり、私はお店の外に連れ出された。意識もしっかりしているし何ともないのだが、みんなに心配され、さすがに気まずく帰ることにした。たまにあるのだ、こうして貧血になるのが。そしてそれは少し楽しい。
貧血で倒れたことは、石田さんには黙っておくことにした。下北に自転車を置いていたので、ついでに一杯飲んで帰った。血にいいかなあと思って、ホットワインを。
# by hatarake-ecd | 2013-03-24 13:30

2013/3/16(土)

個展の準備、暗室に10時から13時まで。もっとかかると思ったものの、アリナミンVを飲んでから集中してやったら、3時間で終わらせることが出来た。とりあえずこれで写真は全部揃った。あとは並びを考えたりうんたらかんたら。個展まで一週間切ったが、何か大事なことを忘れてしまっている気がする。そういうことはたいてい初日に思い出す。
高田馬場から池袋へ移動し、浅生ハルミンさんの個展を覗きに。ご本人には残念ながら会えず。また一緒に飲みたいなあ。
19時半には就寝。
# by hatarake-ecd | 2013-03-17 13:20

2013/3/15 (金)

またテレビ出演の話がきた。「〜の奥さん」というバラエティの企画らしく、私にラッパーの奥さんとして出演してほしいという。ギャラが良いなら出てもいいかなと思ったものの、収録の日程が合わずお断り。そういえばつい先日にもそんな話あったのを思い出した。あの時の話はどうなったんだろう?電話で何時間も取材をされ、その後一切音沙汰無し。今度から全部断ったる。
# by hatarake-ecd | 2013-03-17 13:15

2013/3/14(木)

朝、新宿京王プラザホテルで学校の卒業式。10時スタートなので、保育園にダッシュで連れて行ってから着替えて9時50分に到着。家が新宿からすぐで本当に良かった。式自体は1時間半程で終了。半分寝ていた。その後の謝恩会の立食パーティーでかる〜く飲み、14時に解散。すぐに青葉台へ移動、15時半に駅で待ち合わせ。TBSスタジオで雑誌の撮影。さくらももこさんの「永沢くん」が映像化されるのでその関係で。18時前に終了。保育園は延長しても間に合わないと思ったので、あらかじめ保育園の近くに住むママ友にお迎えを頼んでおいた。20時前にお迎えへ。20時半頃家に着くと、ちょうど石田さんも仕事から帰ってきた。移動も多く、刺激の強い一日で疲れ果てた。
# by hatarake-ecd | 2013-03-17 13:12

2013/3/13(水)

昼間、チーコさんと事務所で打ち合わせ。
夜、石田さんの仕事の帰りを待って、交代で私は下北へライブを見に行く。倉内さんの企画のライブ。一番手だった柴田聡子は見れず。笹口さんと倉内さんはちゃんと見れた。ライブ終わり、タマちゃんとCCCで一杯飲んでから帰宅。春の雨。
# by hatarake-ecd | 2013-03-17 13:06

2013/3/12(火)

一日暗室。個展の準備。寝不足もありまじでヘトヘト。しかもまだ終わらない。
# by hatarake-ecd | 2013-03-17 13:05

2013/3/11(月)

石田さん仕事休み。昼過ぎにどこかへ出掛けて行った石田さんも、14時半前にはおやつの苺大福を買って帰って来た。14時46分の直前にNHKをつけ、一緒に黙祷。
私は夜、渋谷でceroと田我流のチャリティーライブ。ceroがとにかくすんばらしく、涙が出そうだった。同い年として誇りに思う。今日という薄暗い気持ちの靄を払ってくれるような。ライブ終了後、田我流と角張さんにやっと挨拶。明日からまた生きよう。
# by hatarake-ecd | 2013-03-17 13:04

2013/3/10(日)

今日は石田さんが夕方まで仕事。本当は休みの予定でデモに行く予定だったが、上司の都合により急遽。石田さんが帰ってきて交代で私は下北へ。シェルターでスカートのライブ。終わってからとびら、ピリカタントと一杯ずつ飲み歩き。ピリカタントで福島出身のヒサさんと1時過ぎくらいまで。震災時に福島にいたヒサさんの話をいろいろと聞かせてもらった。今日ヒサさんに出会えて良かった。
# by hatarake-ecd | 2013-03-17 12:57
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